リフォーム現場でよく見る光景
こんにちは。
平岡建築の浦です。
以前お風呂のリフォーム工事をさせていただいたお客様のお話です。
お風呂の解体を進めていくと…なんと柱の根元が黒ずんで傷んでいました!
普段は目に見えない場所ですから、まさか柱がここまで傷んでいるとは思いもよらなかったそうでとても驚かれていました。
木材の劣化は、湿気やシロアリの影響で少しずつ進んでいきます。
外からは分からないため、気づかないうちに大切なおうちの構造材が弱ってしまうこともあるのです。お客様も「知らずに住み続けていたら怖かったです」とおっしゃっていました。
でも、特に水回りのリフォームではよく見る光景です。
どうしても湿気や水の侵入などで傷みやすい箇所になります。
工事では傷んだ柱を丁寧に補修し、新しい木材で補強、金物で補強し防腐や防蟻の処理も行いました。
お客様からは「これで安心して暮らせます」と笑顔をいただけて、私たちも嬉しく思いました。
住まいは毎日の暮らしを支えてくれる大切な場所です。
だからこそ、メンテナンスが大事になります。
ノーメンテナンスな家が出来たら理想ですが、それは土台無理な話です。
都度都度しっかり対応していくことで長く安全に住まえる家となります。
小さな違和感を見逃さないことがとても大切です。
「床がきしむ」「ドアが開けにくい」「ちょっと沈む気がする」
そんなちょっとした変化も、点検のきっかけになるサインかもしれません。
もしご自宅で同じようなことに気づいたら「気のせいかな」と放っておかず
ぜひ早めに専門家へご相談くださいね。
早い段階で見つけられれば、大きな工事になる前に対処できることも多いです。